日本の美容整形事情
芸能人が整形を告白したり、YouTubeやインスタグラマーなどのインフルエンサーが整形のビフォーアフターを公開したりと、今や美容整形は当たり前の時代となりました。
もはやメスを使わないプチ整形くらいなら当たり前であり、実際に東京イセアクリニックでは美容整形の来院数が2015年~2020年の6年間でなんと6.7倍になっているそうです。
このように、美容整形を受ける人は年々増加していますが、今国内ではどのような手術が人気なのでしょうか。
ランキング形式でチェックしていきましょう。
昨年の美容整形人気ランキング
2020年の12月に株式会社トリビューが発表した、人気手術の年間ランキングをご紹介します。
- 二重埋没…メスを使わず糸で二重ラインを作る手術
- 二重切開…メスでまぶたを切開し縫い付けて二重を作る手術
- 目頭切開…目頭を切開し目の幅を大きくする手術
- 鼻尖整形…鼻先を尖らせて鼻の形を整える手術
- 小鼻縮小…小鼻を小さくして鼻の形を整える手術
- 目尻切開…目尻を切開して目の幅を大きくする手術
- 脂肪吸引(顔)…目尻を切開して目の幅を大きくする手術
- 涙袋整形…涙袋にヒアルロン酸注入してぷっくりとさせる手術
- エラ、小顔ボトックス…ボトックス注射で筋肉の働きを弱め小顔にする手術
- バッカルファット除去…頬の内側の脂肪を除去し顔のたるみを改善する手術
出典:株式会社トリビュー
第10位までのランキングの内、半数が目に関するものでした。
これにより、日本では目を大きくする整形手術が人気だということがわかります。
目の整形に興味がある方や実際に施術を受けたいと思っている方は、二重整形に特化したサイトを参考にするとよいでしょう。
自分に合う施術の選び方やクリニック選びのポイントなど、役立つ情報が満載です。
また、都道府県別の二重プチ整形クリニックがまとめてあり、自分の住んでいる地域で探すことが出来るので、とても便利ですよ!
世界の美容整形事情
続いて、世界の整形事情に目を向けてみましょう。
以下は美容整形が盛んな国のランキングです。
日本は一体どのあたりなのでしょうか。
美容整形の年間手術件数ランキング(2017年)
こちらはISAPS(美容整形外科の国際学会)が2018年に発表したランキングです。
1位はダントツでアメリカとなっています。
国際統計には韓国や中国が含まれないため暫定的なランキングにはなりますが、この結果から日本も整形大国と呼ばれるようになりました。
人口1,000人当たりの整形している人の割合(2018年)
韓国のネットニュースによると、1,000人当たりの手術件数は13.5件であるとし、整形手術をした人の割合が最も高いのは韓国であるとの事でした。
整形をしている人の割合で考えると、やはり韓国は世界最大の整形大国と言えます。
世界で人気の美容手術(2017)
第1位…脂肪吸引(19.9%)
第2位…豊胸手術(18.9%)
第3位…二重整形(11.0%)
世界全体では、脂肪吸引や豊胸などの全身整形が人気です。
これに対し、日本では顔と頭部が92%を占めています。
このことから、海外ではボディラインやボリュームを重視するのに対し、日本では顔の造形を重視しており、美の基準も国によって異なるということがわかります。
コロナで美容整形を受ける人が増えた!
2020年は新型コロナウイルスの流行により、自宅で過ごす割合が増えました。
そのため、療養時間の確保が可能になったり、マスクで顔を隠せるようになったりしたことから、整形を受ける人の数が増加しました。
韓国では、美容整形の来院数が前年の1.5倍になったというデータもあるほどです。
日本でも美容クリニックへの来院数が増加しましたが、その多くは不要の外出にあたるとして、日本美容医療協会と日本美容科学界から自粛が呼びかけられました。
美容整形の技術が高い国は?
美容整形の技術が高いことで有名なのは、やはり韓国です。
韓国の高級住宅街の江南地区には「美容整形通り」という美容整形クリニックが密集したストリートがあります。
韓国には4,000件のクリニックがありますが、そのうちの約20%がこの通りに集まっているのです。
この美容整形通りには、世界中から医療ツーリズム客が集まるため韓国の医療技術はさらに向上し、新しい美容医療もいち早く取り入れられています。
しかしながら、手術のトラブルやツーリズムのブローカーぼったくりなどが発生しているので、注意しなければなりません。
世界での美容整形の需要は右肩上がり!
美容整形の市場規模は、どんどん増加していることがわかりました。
美しくなることで、人生がより良くなるのであれば素晴らしいことです。
自分ではどうにもならないコンプレックスであれば、思い切って美容整形クリニックに相談してみてはいかがでしょうか。
そして世界に目を向けてみると、美の基準が国によって異なるというのは面白いですね。
今や生き方は多様化し、SNSなどで世界中の人と交流できる時代です。
この機会に海外の美しさについても知ってみてはいかがでしょうか。