SNSで整形告白は当たり前?
SNSで整形告白する人が増えていますが、その多くは有名人(目指している人を含む)とTwitterを中心にした匿名投稿です。
個人が特定される可能性がある内容の整形告白をSNSでするのは、当たり前ではありません。
整形告白する人の思惑
SNSで整形告白する人は、芸能系の仕事をしている人やインフルエンサーが中心で、以下の思惑を持っていることが多いです。
- 売名行為
- バレる前に自分で公表しておきたい
- ネタ(話題)作り
- 整形を誰かに肯定してもらいたい
複数の目的や思惑を持っていることが多く、公表する人の大半は事務所の確認を取らなくてもいい立場です。(ジャニーズやAKBなどのトップアイドルや有名女優は整形告白をNGにしている)
昨今はバラエティ番組などで整形を告白する芸能人が増えていて、テレビなどで公表する機会を得られない理由から、SNSを活用して整形告白(カミングアウト)する方が増えています。
参考記事:整形カミングアウトの芸能人たち
売名効果は一時的?
整形告白をすれば、そこまで有名ではない芸能人やインフルエンサーでもネットニュースになることがあります。
知名度が高まるのは確実ですが、整形告白による売名行為の効果は一時的です。
ネットニュースなどの記事がネット上に残り続けますが、整形を公表しただけでは視聴者やファンが付いてきません。
特に芸人以外など、整形ネタを笑いに変えてはいけない立場・キャラの人は、それまで興味を持っていなかった人からスルーされる可能性が高いです。
ネット民は肯定派?
告白した整形に対しての意見が全て肯定的なものではないですが、従来より肯定派の意見が増えています。
「美容整形の行為そのものが間違っていなかったか不安」
「たとえ整形であっても、今の自分の顔を誰かに褒めてもらいたい」
SNSで整形告白すれば、誰かに認めてもらいたい欲求が満たされるかもしれません。
ただし、本人の投稿へ直接寄せるコメントとは別に、掲示板や誹謗中傷専用アカウントを使ったSNS投稿で整形を否定されることがあります。
ネガティブな意見を無視するなど、SNSで整形告白するなら割り切った考え方を持つことが大切です。
デメリットは変わらない
SNSで整形告白する人が相次いでいることから、公表しても大きなインパクトを与えにくくなりました。
売名行為やネット民のリアクション効果は薄れているので注意しましょう。
大きな反応を見せてくれるのは、従来から繋がっているファンやフォロワーたちです。
既にSNSで繋がっている人達から肯定的な意見を求めるなら、SNSで整形告白する一定のメリットがあります。
一方で、整形したことを影でネタにされるデメリットは従来と大きく変わりません。
同僚や同級生など身近な人に伝わる可能性があれば、SNSで整形告白するのは控えた方がいいでしょう。
ネットやSNSの意見は整形に対して肯定的に変わってきましたが、整形を完全否定する人もまだまだたくさんいます。
また、一定の距離を持った付き合いなら問題ないですが、結婚を見据えた真剣交際は整形した事実があると不利になります。(子供が不細工になる懸念等)
SNSで整形告白をすると、それがネット上に残ってデジタルタトゥーのような存在になるので注意しましょう。
自身の投稿を削除しても、ネットニュースやキャプチャ画像の再投稿などがネット上に残り続ける可能性があります。