タイ人は美意識が高い
タイは、女性だけではなく男性もスキンケアや歯の審美治療を受ける人が多く、男女ともに美意識の高い美容大国です。
タイ人は、美しくなるためにはお金を惜しみません。
タイの街中ではそこかしこに美容クリニックが立ち並び、デパートやショッピングモールの中にもたくさんあります。
そのため、美容クリニック同士の競争が激しいばかりか、デパートなどの中では整形のプロモーションを行っているほどです。
なお、プロモーション中には美容クリニックのスタッフが、デパート内のお客さんに「整形に興味はないですか?」と声を掛けるそうです。
日本ではとても考えられないような集客方法ですが、それくらいタイは美容整形に対しオープンということになります。
タイは個人主義
タイ人は、「人の目を気にせず自分のやりたい事をやる」という個人主義です。
他人から見たら少し変わったファッションや派手なものも、気にせず身に着けます。
また自分が大好きで、職場のパソコンの壁紙は自分の写真を設定し、SNSに自撮り写真をたくさんアップする人が多いです。
そんなタイ人は、もっと好きな自分になるために美容整形をするのです。
また、周囲も美容整形に寛容で、親が娘の整形を知っても「あら、綺麗になったわね」という程度です。
鼻の整形が人気
タイでは、鼻を高くする美容整形が圧倒的に人気です。
二重まぶたに整形する人が多い日本人に対し、タイ人は二重でぱっちりとした目の人が多いです。
しかし、鼻はあぐらをかいたような低い鼻の人が多く、コンプレックスを感じていることから鼻の整形が人気となっています。
手術費用が安い
タイは物価が安いだけでなく、クリニックの競争が激しいので、美容整形の費用がとにかく安いです。
日本では40万円ほどかかる鼻の整形が4万円ほどと、なんと10分の1の費用受けられます。
そのため、日本やその他の海外からの整形ツアーも盛んです。
性転換手術の技術力が高い
タイは、世界で最もレディーボーイ(男性から女性に性転換した人)が多い国であり、性転換手術の技術は世界一とまでいわれています。
その高い技術を求め、世界中から性同一性障害の人が集まります。
日本の芸能人の、はるな愛さんやKABAちゃんもタイで性転換手術を行いました。
そんなタイには、外国人のために「性別適合手術コーディネーター」という職業があります。
外国人患者を受け入れている病院を紹介し、仲介と入国から帰国までのアテンドをしてくれるのです。
- 滞在ホテルの予約
- 空港からの送迎
- 通訳
- 食事の手配
- 手術内容の説明
- 手術後のお見舞い
などを行ってくれます。
KABAちゃんもこのようなコーディネーターを利用したそうです。
日本で性同一性障害の人は、推計約29,000人いるとされています。
これに対し、日本で性転換手術を受けられるクリニックは全国に6ヵ所しかなく、予約は1年待ちで費用もかなり高額です。
このような現状から、タイで性転換手術を受ける日本人が多いのです。
個性に寛容な素敵な国
タイは個人主義で、美容整形に対しても寛容です。
人の目よりも個性を優先するという生き方は、なんだかとても生きやすそうですね。
タイでの美容整形ツアーもたくさん存在しますが、術後のトラブルに備え、アフターフォローがしっかりしているかを確認しましょう。