アメリカは整形手術件数世界一!
「え?整形大国って韓国じゃないの?」と思った方は多いのではないでしょうか。
韓国は人口に対する美容整形を受けた人の割合は世界一といわれていますが、実は手術件数の第1位はアメリカなのです。
アメリカでは、ショッピングの合間にボトックス注射を打つほど、美容整形が気軽に行われています。
また、キム・カーダシアンのようなセレブが整形を頻繁に公開していることで、そのハードルがどんどん下がっているという事情もあります。
さらに、アメリカではシニア層(60代以降)の整形件数も増加しています。
現在70代のアメリカ人は「永遠の若者」と言われるほど、いつまでも若くあり続けたい!という思いが強い世代です。
このような考え方が、シニア層の美容整形件数の増加に関係しているといわれています。
アメリカで人気の美容整形手術は?
アメリカで人気の美容整形は次の通りです。
日本では目元の整形が圧倒的に人気ですが、アメリカではボディラインを整える手術が人気です。
このことから、美の基準が日本とは異なることがわかります。
同じ部位の整形でも手術内容が異なる
日本で行われている鼻の整形は、鼻筋にヒアルロン酸を注入したり、プロテーゼや軟骨を挿入したりして鼻を高くするというものです。
これに対しアメリカは、高すぎたり大きすぎたりする鼻を小さくする人が多く、同じ部位でも手術内容が大きく異なることがわかります。
特にわし鼻の骨を切ってまっすぐにしたり、小鼻を切って鼻を小さくしたりする手術が人気です。
とんでもない失敗例も!
アメリカでは、美容整形の失敗を元に戻す手助けをする番組「BOTCHED 整形手術の光と闇」が放送されて大人気となっています。
BOTCHEDは、ロサンゼルスの美容整形の名医2人が、様々な整形に失敗してしまった人を助けていくリアリティー番組です。
どのような失敗例があったのか、一部をご紹介します。
ケース1:美容整形がやめられないリアルケン
完璧を追い求め美容整形を繰り返す男性。
バービー人形のボーイフレンドの彼氏である「ケン」が彼の理想なのだそう。
5,000万以上をかけ42回もの整形手術を行い、死体からとれた軟骨を鼻に移植したこともありました。
短期間に何度も鼻の手術をしたせいで、「MARS」という細菌に感染し、呼吸が苦しくなってきたことで番組に泣きついたのです。
番組の医師の診断では、鼻が黒く壊死してもげ落ちるという結果に。
男性は目に涙を浮かべていました。
ケース2:陰部がへその下にある女性
女性はアメリカの半額で手術が受けられるということで、メキシコでお腹の脂肪吸引手術を受けました。
しかし手術台に乗った女性に、医師は巨大な氷のブロックを渡してきたといいます。
そして「麻酔医はいないが、氷を当てることで痛みを感じないから大丈夫」と説明され、手術が行われたそうです。
壮絶な痛みに耐え手術を終えた女性に待っていたのは、手術の傷口が開き化膿して、皮膚が壊死するという最悪の結果でした。
皮膚が壊死したことで傷が動き、下にあった性器部分がへそまで持ち上がってしまったというのです。
安い値段に惹かれて悪質な手術を受けることへの危険性がわかるケースでした。
日本とは美の基準が異なる
アメリカでは、豊胸や脂肪吸引など、ボディラインを整える手術が人気だということがわかりました。
また、同じ部位の手術でも、元の顔立ちの違いから、その内容は全く異なります。
セレブが整形を公表することでハードルが下がっている一方、整形にハマってやめられなくなっている事例も多いようです。